
節分といったら大豆を使った「豆まき」のイメージが強いのではないでしょうか。
節分でまく大豆には、お肉やお魚同様、良質なたんぱく質がたくさん含まれています。
たんぱく質は筋肉や骨、血液、皮膚など体を作るもとになり、必要不可欠な栄養素です。
大豆たんぱく質
脂質を抑えながらたんぱく質を摂りたいとき、大豆たんぱく質はオススメです。
大豆は「畑のお肉」と称されるほどたんぱく質が豊富に含まれていて、他にも多くの栄養素があります。大豆たんぱく質には基礎代謝を高め、腸内環境を整える働きもあり、効率よくカロリーを消費できる体にできると言われています。
腸内環境を整える「食物繊維」も豊富
食物繊維は、整腸や排便促進、生活習慣病予防など、健康維持に欠かせない重要な成分として、今では「第6の栄養素」と呼ばれ注目されるようになりました。
実は、大豆には食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維が多いイメージがある「ごぼう」に匹敵するほどです。
大豆そのものには食物繊維が豊富に含まれますが、豆腐や豆乳などは調理の間におからが出て、食物繊維の多くを取り除いてしまいます。食物繊維を摂るときには、大豆を丸ごと全部食べることがオススメです。
大豆イソフラボン
大豆イソフラボンは、女性ホルモン「エストロゲン」に似た働きをし、女性の美しさや若々しさを手助けしてくれる成分として注目されています。
年齢を重ねるとともにエストロゲンの分泌量が減少すると、「更年期障害」と呼ばれる体と心のトラブルがみられることがあります。大豆イソフラボンは、エストロゲンの不足を補い、トラブルを予防してくれるます。
主に期待できる効果として、「更年期症状の緩和」「骨粗しょう症の予防」「美肌効果」「育毛効果」があげられます。